子宮筋腫 症状 チェック

 

子宮筋腫の症状チェック:下腹部の膨らみやしこり

子宮筋腫の症状は、筋腫のできる位置により症状は異なります。ただし、一般的によく見られる子宮筋腫の症状は、次の7つです。そのため、子宮筋腫が気になる方は、チェックシート代わりに、チェックしてみてください。

  1. 過多月経:子宮筋腫に栄養を与えている毛細血管からの出血や、筋腫による子宮内腔の面積が増大などの原因で、出血量が多くなる。月経が10日以上続くことも。
  2. 貧血:過多月経による鉄欠乏性貧血。貧血により、動悸、息切れ、疲労感、手足の冷えなども起こる。
  3. 月経痛:月経血を排出するために、正常な子宮の筋肉部分が強く収縮するとき、子宮筋腫の部分が収縮しないことが原因で起こる。
  4. 圧迫症状:子宮の内部の血管の血行が妨げられて起こる。主な圧迫症状は、下腹部痛、腰痛、直腸や大腸の圧迫による便秘、膀胱や尿管の圧迫による頻尿・排尿障害など。
  5. 下腹部のしこり:子宮筋腫が成長して握りこぶしぐらいの大きさになると、下腹部を押したときに、硬いしこりを感じる。
  6. 不妊:子宮や卵管の変形により、受精や着床に困難を生じる
  7. 性交痛:筋腫の位置によっては、セックスの挿入時に子宮が引っ張られ、痛みを伴う

なお、子宮筋腫の下腹部の膨らみやしこりは、子宮筋腫が大きくなった場合に見られやすいため、「圧迫症状」や「下腹部のしこり」のチェックでチェックシートに引っかかった方は、はやめに病院にいくのがいいかもしれません。

子宮筋腫の原因は、主に女性ホルモンのエストロゲンが関係していますが、子宮筋腫の成長の個人差は、個人の免疫力の差も関係していると言われています。そのため、子宮筋腫に対して、少しでも自分で対策しておきたい方は『自宅で改善する魔法の方法』もチェックしておくといいかもしれません。