漿膜下筋腫とは

 

漿膜下筋腫とは:漿膜下筋腫

漿膜下筋腫とは、「しょうまくかきんしゅ」と読み、子宮筋腫の3つあるタイプの1つです。

子宮筋腫は、子宮の壁である「子宮壁」の3つの層のどこにできるかにより、次の3つのタイプに分けられます。

  • 漿膜下筋腫:子宮壁の一番外側の層の「漿膜」にできる
  • 筋層内筋腫:子宮壁の真ん中の層の「子宮筋層」にできる
  • 粘膜下筋腫:子宮壁の一番内側の層の「子宮粘膜」にできる

「漿膜化筋腫」とは、子宮壁の一番外側にある「漿膜(しょうまく)」にできる子宮筋腫で、子宮筋腫のうちの約2割を占めています。漿膜下筋腫は、子宮の外に飛び出すようにできる筋腫なので、多発すると、ミッキーマウスの耳がたくさんついているような形になります。

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漿膜下筋腫とは:漿膜下筋腫の症状

漿膜下筋腫とは、次のような2つの症状の特徴があります。

  1. 症状は生じにくい
  2. 症状は周囲の臓器を圧迫して生じる

「1.症状は生じにくい」とは、漿膜下筋腫は、子宮の外側にできるので、子宮全体の形はほとんど変形せず、子宮の中の空間である「子宮腔(しきゅうくう)」も圧迫しないためです。そのため、漿膜下筋腫の場合は、比較的大きくなっても、ほとんど症状が見られないことも多く、一般的な子宮筋腫の症状の特徴である、過多月経や貧血などは、ほとんど現れないことがあります。

「2.症状は周囲の臓器を圧迫して生じる」とは、漿膜下筋腫は子宮の外側で大きくなるので、漿膜下筋腫が大きくなると、周辺の臓器を圧迫することが多いためです。そのため、圧迫する臓器により、次のような症状が起きやすくなります。

  • 膀胱や尿道を圧迫する:頻尿になったり、尿が出にくくなる
  • 直腸を圧迫する:便秘になる
  • 子宮の背中側の腰椎の神経を圧迫する:腰痛になる

なお、「漿膜下筋腫」の中でも、「有茎漿膜下筋腫(ゆうけいしょうまくかきんしゅ)」と呼ばれる、子宮と細い茎でつながりながら、子宮と離れた場所で大きくなる子宮筋腫の場合は、筋腫が大きくなっても過多月経を起こしません。ただし、有茎漿膜下筋腫は、腸の動きなどで茎がねじれると、筋腫に血液が流れなくなって、強い痛みを起こすこともあります。この痛みは、卵巣腫瘍の症状と間違われやすいため、注意しましょう。

子宮筋腫の大きくなる原因は、女性ホルモンのエストロゲンだと言われており、漿膜下筋腫も、エストロゲンが関係していると言われています。子宮筋腫は良性の腫瘍で、ガン化もしないと言われているため、症状のない場合は、早急な治療は必要はありません。

なお、もし、自分で子宮筋腫を小さくしたい場合は、エストロゲンの調整を行うケアを行います。エストロゲンを調整して子宮筋腫を小さくする方法にもいろいろありますが、『自宅で改善する魔法のケア』は、生活習慣の改善で子宮筋腫を小さくする方法なので、手軽さもあって、今、話題となっています。そのため、自分で子宮筋腫をセルフケアしたいと考えている方は、『自宅で改善する魔法のケア』もチェックしておくといいかもしれません。

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