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クリマラパッチの貼り方:クリマラ50とクリマラ100
クリマラパッチの貼り方は、次のように行います。
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「お尻か下腹部に貼る」ようにします。クリマラパッチは、他の場所に貼ると、血中濃度が高くなりすぎて、肝臓のあたりが痛くなったりすることもあるので、注意しましょう。パッチに限らず、ホルモン系のクリームなども、貼る場所や塗る場所により、ホルモンの経皮吸収が大きく違ってくるためです。性ホルモンのパッチやクリームといった外用薬は、男性なら陰嚢、女性なら局部粘膜が、最も吸収率が良く、男性の場合は、陰嚢に外用薬を塗ると、腕の42倍も効率よく吸収されることが知られています。そのため、お尻や下腹部が嫌だからといって、他の場所には貼らないよう、注意しましょう。
「防水フィルム」を使うと、お風呂に入ったときなどに、クリマラパッチがはがれにくくなります。クリマラパッチは、1週間貼り続けることができますが、はがれやすいこともあります。しかし、防水フィルムでカバーしてあげれば、はがれる心配もありません。防水フィルムは、100均やドラッグストアで売っています。防水フィルムは、買い置きしておけば、クリマラパッチに使用できるだけでなく、絆創膏の補強にも役立つので便利です。クリマラパッチがはがれてしまって、どうしようもない場合は、新しいクリマラパッチに付け替えても大丈夫ですが、それほど安い商品でもないので、貼った後は、すぐに防水テープで補強する癖をつけてしまいましょう。
クリマラパッチの人気の秘密は、女性ホルモンを効率よく吸収できるためです。錠剤により女性ホルモンを摂取しても、その多くは、胃や腸で分解されてしまうため、体内に取り込める女性ホルモンは少量です。しかし、クリマラパッチなら、皮膚から血管へと吸収されるため、吸収効率もよく、更年期障害などの治療にも効果を発揮しやすいわけです。
クリマラパッチは、正式名称は「クリマラ」といい、女性ホルモンであるエストラジオールの含有量の違いにより2種類あり、エストラジオールが3.8mgの「クリマラ50」と、エストラジオールが7.6mgの「クリマラ100」の2種類があります。
「クリマラ50」の方が女性ホルモンの含有量が少なく、安全に使えるため、「クリマラ50」の方が人気があります。クリマラパッチで人気の「クリマラ50」は、次のリンク先よりチェックすることができます。