子宮筋腫 セルフチェック

 

子宮筋腫のセルフチェック:自分でできるチェックリスト

子宮筋腫の、自分でできるセルフチェックのチェックリストです。

月経になるとお腹が痛くなったり、腰が痛くなったり、気持ちが悪くなったり……など、子宮筋腫を疑う症状を感じている女性は、意外と多いものです。また、不妊に悩んでいたら、実は、子宮筋腫だった、という女性もいるかもしれません。

不調な状態や不安を抱えている人は、婦人科を受診する前に、セルフチェックによるチェック項目のチェックリストで、確認してみましょう。

1. 月経の周期が以前より短くなっている
2. 月経が始まると、終わるまで10日以上かかる
3. 薬を飲まないと、我慢できない月経痛がある
4. 以前より、生理用品の減りが早くなった
5. 寝ている間に、布団を汚してしまうことがある
6. 月経のとき、血のかたまりが出ることがある
7. 腰が重い感じがする
8. めまいや立ちくらみがよくある
9. 下腹部に、しこりのような硬いものがある
10. トイレが近く、頻尿である
11. おりものが増えたり、茶褐色のおりものがある
12. 便秘がちである
13. 慢性的な下腹部痛や腰痛がある
14. 性交痛がある
15. 妊娠しにくい(避妊していないのに、2年以上妊娠しない)

なお、子宮筋腫のセルフチェックのチェックシート全15項目のうち、チェックのついた数により、次のように考えることができます。

  • チェックがついた項目が0~5個:今のところ問題なし
  • チェックがついた項目が6~10個:子宮筋腫の可能性あり
  • チェックがついた項目が11~15個:子宮筋腫の可能性が高い

子宮や卵巣の病気は、悪性(がん)の可能性もありますし、放っておくと不妊につながる恐れもあるため、気になる場合は、なるべく早く、産婦人科やレディースクリニックの受診をする方がいいかもしれません。

子宮筋腫の場合、命に関わる場合は少ないため、急いで受診をする必要はありませんが、その位置や大きさ、筋腫の状態がどうなっているかなど、情報をしっかりと知った上で治療法を選ぶ必要があります。特に、何らかの自覚症状のある場合は、治療の対象となる場合が多いため、受診を検討しましょう。また、自分でも子宮の病気の軽減を図りたい方は、『自宅で改善する魔法の方法』もチェックしておくといいかもしれません。