生理の量 平均

 

生理の量の平均:月経の量が多い?

生理の量の平均(月経時の平均の出血量)は個人差が大きいため、一概に、どのくらいで月経の量が多いとは言い切れませんが、生理の量の平均は、おおよそ次の通りです。

  • 50~150g

また、具体的に言うと、生理の多いときでの正常範囲は、次の通りです。

  • 2時間に1回生理用品を取り替えぐらいまでの量

そのため、1時間もたたないでナプキンを取り替えなくてはならないぐらいの出血がある場合は、「生理の量が多い」といえるので、子宮筋腫や子宮内膜症を含む、何らかの病気の可能性があります。そのため、まずは、自分の月経の量が平均的で正常なのか、確認してみましょう。

なお、生理の量が多いことを「過多月経」と呼んだりしますが、「過多月経」の症状の一つとして、生理の血の中に、レバー状の血の塊が混じることがあります。これは、生理の血が多すぎるために、血液をサラサラにする成分の量が足りなくなってしまうため、血の塊が混じるようになるからです。

生理の血の量が多い以外にも、月経時の異変を見つけるポイントとしては、次のような症状もあります。

  • 月経痛が徐々にひどくなった
  • 月経期間が長くなった
  • 月経時に吐き気やめまいを感じる

また、月経時以外の通常時でも、下腹部痛や腰痛、腹部の違和感のある場合は、婦人科疾患である可能性もあります。実際、AV女優の麻美ゆまさんも、初めは腹部の膨満感から総合診療科を受診しましたが、その後、婦人科を紹介されて、卵巣腫瘍があることが分かり、両卵巣と子宮の摘出を受けています。

そのため、月経の量が平均よりも多いと感じたり、下腹部の違和感がある場合など、とにかく心配なことや痛みなどがあったら、婦人科を受診するのがおすすめです。また、自分でも子宮をいたわりたい方は、子宮のセルフケアで人気の『自宅で改善する魔法の方法』もチェックしておくといいかもしれません。